みなさん、初めまして。
S+のiOSチームのEMをしています、ODAと申します。
iOSアプリケーションは、Xcodeを利用して開発されている方が多いかと思います。
S+でも例に漏れず、Xcodeを利用して開発しております。
今回の記事では当たり前に使っているXcodeの設定/コマンドを紹介いたします。
私自身、Xcodeのコマンドや機能によって、開発中のストレス軽減を感じました。
知ろうと思わないと知らないことだらけのコマンド/機能ですが、知っていると開発効率が高まるのではと思います。
すでにご存じの方は、「あるある」まだ知らなかったものについては、「そんなのあるんだ」と感じていただければと思います。
Xcodeの便利機能／設定／コマンド
まずは、馴染みの深い部分から。
コマンド
検索
プロジェクト内のファイル検索
Command + Shift + o
ファイル内で文字検索
Command + f
プロジェクト内の文字検索
Command + Shift + f
表示しているファイルに移動
Command + Shift + j
タブ
タブの移動
command + shift + [ or ]
タブの削除
command + w
ファイル内操作
ファイル内で対象の行数へ移動
// 行数で移動したい時に
command + l
ファイル内でメソッド、プロパティの一覧表示
// メソッド名, プロパティ名を一覧で確認したい時に
ctrl + 6
編集
コメントアウト
command + /
自動インデント
ctrl + i
ビルド関係
実行
command + r
ビルドせずに実行
// 前回のビルド内容で実行されるため、ビルド時間の短縮
command + ctrl + r
ビルド
command + b
テスト
command + u
クリーンキャッシュ
command + shift + k
ウィンドウ関連
デバッグエリア表示/非表示
command + shift + y
ユーティリティーエリア表示
command + option + o
アシスタントエディタ表示/非表示
command + option + ctrl + return
Simulator関連
キーボード表示/非表示
command + k
スクリーンショット
command + s
ホーム
command + shift + h
設定
スペルチェック
メニューバー > Edit > Format > Spelling and Grammar > Check Spelling While Typing
Jump to definition
command + click で「Jump to definition」
メニューバー > Xcode > Settings > Navigation > Command-click on Codeを「Jumps to Definition」
タブ
タブの上書きをさせない
タブの上で ctrl + click > Keep Open
Xcode16からの便利機能/設定
ついでに今年リリースされるXcode16の新機能にも触れておきたいと思います。
予測的コード補完エンジン
SwiftとApple SDKのために特別にトレーニングされた独自のモデルを使用し、デベロッパーが必要とするコードを提案してくれるそうです。
※以下のニュースページで動画をご覧になれますwww.apple.com
処理負荷の大きい箇所を視覚化
関数のコールスタックを視覚化し、処理負荷の大きいコードを見つけられる機能「flame graph」が実装
今回はこの辺りで。
では皆様、素敵なXcode開発ライフを。
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