スパイダープラス Tech Blog

建設SaaS「スパイダープラス」のエンジニアとデザイナーのブログ

スパイダープラスTechBlog 2025年の締め~目標を大きく超えたテックブログ運用方法~

こんにちは。プラットフォーム開発部 SREチームのKです。
本記事では、テックブログ運営に関わったメンバーの視点で2025年の取り組みを振り返り、投稿ペースの維持と目標超過のPVを実現できた仕組みを整理します。
テックブログ通算90本目🎉2025年を締めくくる記事でもあります。


2025年の運用成果

  • 期間: 2025/01/01-2025/12/14
  • 総アクセス数(=GA4 Views/表示回数): 30,000突破
  • 年初目標 昨年比+15,000Views/年 に対し, 昨年比+23,000Views/年 に上振れ
  • 記事本数: 目標50本 → 90本達成(当記事で90本目)
  • 2025年は, "AI×開発" と "モダンな開発環境" の記事が特に強かった
  • 成果の理由は, 個人の努力だけではなく, "複数ロールで回す運用" を作って継続できたこと

1. GA4 Viewsが指標の前提

本記事でいうPVは、 Google Analytics 4(GA4)のViews(表示回数)を指します。 Viewsは ページ/画面が表示された回数で、 同一ページの再表示(リロード等)も含みます。

また、 GA4では標準的にページ閲覧はpage_viewイベントとして計測され、 既定ではページ読み込みや履歴変更時に自動送信されます。
このため「見られた量」を追う指標としてViewsを採用しつつ、 比較可能性のために集計条件を固定して運用しています。


2. 運用を作り上げる役割体制

テックブログは、 執筆者だけでは成立しません。 主に次のロール同士が協力して運用を作り上げています。

ロールと責務(要約)

ロール 主な責務 成果物
執筆Mgr(ディレクター/編集Mgr) 当番制でローテーション、企画~公開のハブ、ネタ棚卸し/優先度付け、執筆依頼、進行管理、編集方針、公開日調整 企画、スケジュール、編集コメント、公開判断
執筆者(writer) ベース原稿(一次原稿)の作成、一次情報(意図/つまづき/判断基準/結果)の言語化、コメント反映 草案、修正版
デザイナー 図/レイアウト整理、テンプレート整備と啓蒙、可読性の最終調整 図版、レイアウト、テンプレ
広報(PR) 社外公開としての表現/トーン整合、公開後の告知導線、リスク観点の最終チェック 表現レビュー、告知設計/実行

この分業により、「中身の専門性」と 「社外公開の品質」を両立します。


3. 止まらないための設計ー運用原則

とにかく「止まらないこと」を優先し、仕組みを以下に寄せました。

  1. 属人化を避ける(執筆Mgr当番制)
  2. ネタを先に積む(当番確定前でも起票OK)
  3. 公開順は固定しない(イベント/注目テーマで並べ替えOK)
  4. 草案リンク起点で後工程を分離(編集/デザイン/広報で品質担保)
  5. 月次で振り返り、次月の打ち手に接続(改善ループ)

加えて、 月1回のプロダクトグループ会(※開発に携わる部門全体の定例会)で以下を共有しています。

  • 公開済記事に対する執筆者所属部署長からのコメント
  • GA4 Viewsを軸にした閲覧状況、検索で目立ったワード等のトピック

通常業務と平行してブログの投稿ペースを維持するのは結構大変ですよね。
それぞれのブログ作成に関する働きぶりについても、きちんと見て認めてそれが当人に返ってくることは何だかんだ嬉しいのが本音です。
時々公開直後から大きな反響が生まれる記事もあるのですが、それについても部門でトピックとして紹介することで、この先当番を控えている人も含めて、スパイダープラスで開発に携わる一人ひとりへのよき刺激になるよう、大切にしている取り組みです。

4.ネタ起票→草案→公開までの実務フロー

4.1 ネタ起票

スプレッドシートに、「ネタ」 と 「メモ」を先に集約します。 書ける人が出た瞬間に着手できる状態を維持します。

(カラム例)

  • 掲載予定日(ネタのみ起票時は空欄)
  • ステータス(例: 選定中/Writing/Editing/Design/PR Review/Scheduled/Published)
  • 掲載したい/書けるお題
  • 執筆Mgr
  • 執筆者(候補者、空欄でもOK)
  • 草案(記事草案Docsのリンク)
  • 自由欄(コメント、一次ソース(社内外リンク、issue/PR, 設計資料など))

4.2 執筆依頼と着手

執筆Mgrはネタの温度感を見ながら執筆者に依頼します。 依頼先は固定せず、 そのテーマの一次情報に近い人を優先します。 こうした事情によって執筆Mgr自らが書く場合もあります。

4.3 「流れ」の切替点は記事草案の共有

執筆者が一次原稿を作ったら草案リンクを台帳に貼ります。 ここから先は執筆Mgrが公開に向けて整えるフェーズです。

4.4 編集/デザイン/広報(公開品質の担保)

  • 編集(執筆Mgr): 文体統一、見出し構造、前提差の吸収、表記ゆれ/用語定義
  • デザイン: 図の作成/レイアウトの整形、強調、可読性の底上げ
  • 広報(PR): 社外公開としての表現/トーン、露出導線、リスク観点の最終チェック

「書く」 と 「仕上げる」を分けることで、 投稿頻度を上げても品質が崩れにくくなります。


5. 公開予定日時スレッドを起点の進捗共有

進捗は、 TechBlog専用のSlackチャンネルで管理しています。
運用の基本は「公開予定日時ごとのスレッド」を起点に、執筆Mgr宛のメンション(@執筆Mgr)で進捗が流れる形です。

  • スレッド: 公開予定日時ごとに1スレッド(=その回の作業ログ)
  • 進捗更新: 関係者がスレッドに返信し、必要に応じて@執筆Mgrをメンション
  • 通知: Slackではスレッドを開始/返信/メンションされた場合に、新しい返信の通知対象になりやすい

6. 2025年に強かったテーマ2選

2025年に多くのPVを集めたのは次の2テーマです。多くの方がご覧になったということは「今年の強いテーマ」と言っても差し支えないことでしょう。

具体的な困りごとに対して明日から使える内容の記事は強い、という点は運用する上で大いに学んだことでした。 来年もこの2軸を、ネタ出しの段階から意識的に混ぜていきます。


7. おわりに

2025年は複数ロール(執筆Mgr/執筆者/デザイナー/広報)で運用を回すことで、目標を超過しながら継続的に発信できた一年でした。
読んでくださった皆さま、記事作成に協力してくださった社内メンバーに感謝します。

スパイダープラスでは一緒にプロダクトを良くしていく仲間を募集中です。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお声がけください。

また2026年は新しい取り組みも増え、新体制にもなります。
引き続き現場の知見を「再利用できる形」で言語化し、TechBlogで還元していきます。
良いお年を!